風邪が悪化して入院となってしまった末っ子。
今回は入院中のお話です。
病院に到着
その時期はRSやヘルパンギーナなど、子どもの風邪が爆発的に流行っているということと、コロナのこともあり、一旦入院したら付き添いの交代は認められないということでした。
なので私が末っ子に付き添い、夫には荷物を持ってきてもらったり家で他の子どもの面倒を見てもらったりすることにしました。
病院に着いたら、まず点滴や検査などをしたのですが(これで半日終わりました)、どうやら入院するかどうかのギリギリのラインだったようです。
どうしますか?と聞かれましたが、もう何日も小児科に通っていること、夜になると悪化して夜間救急に行っていることを考えて、入院させてもらうことにしました。
後から考えるとこの判断は正しかったと思います。
「おそらく2,3日で退院できるんじゃないかと思います」言われたにも関わらず、入院中も夜はなかなか酸素濃度が上がらず、かなり入院が長引いたので……
我が子は入院中は一歩も、病室内のみならず、ベッドの上から出ずに過ごしました。
手には点滴、鼻には酸素のチューブをつけて、ちょっと動いたりするとチューブが絡まるし、本当に不自由だったと思います。
特に鼻からのチューブは嫌がってすぐ外そうとするので、なだめるのが大変でした。
温かいご飯が食べたい!!
我が子は出された食事をほぼ食べませんでした。
普段は食欲はある方ですが、イヤイヤと首を振り、無理やり食べさせようとすると食器を投げてしまいました。
仕方がないのでもう開き直り、お茶や牛乳など、一口でも飲んでくれたらよしとすることにしました。
付き添いの人のご飯はありません。
最初は夫に軽く食べられるものを持ってきてもらっていましたが、毎回冷たい食事は心がだんだんすさんでいきました。
子どもがあまりにもご飯を食べないので、看護師さんに「もったいないので残り物は私が食べてもいいですか」と聞いてみました。
「そういう方もたくさんいらっしゃるので大丈夫ですよ。お子さんが食べた分の記録だけちゃんとつけておいてくださいね」と言われたので、子どもの残りを食べることにしました。
だんだん入院生活に慣れてくると、私にも余裕が出てきて、子どもが寝ている隙に下のコンビニに走って行けるようになりました。
温かいスープとコーヒーを久しぶりに飲んだ時には、心に染み渡るおいしさで、温かい食事が食べられるありがたみを感じました。
子ども用のベッドで添い寝
付き添いのベッドは有料で用意はあるとのことでしたが、私は子どもと一緒のベッドで一日中過ごしました。
ただでさえいつもと違う環境で不安がっているし、しかもまだ小さかったので、一緒のベッドで寝た方がいいなと思ったからです。
しかし柵のついた子ども用の小さいベッドで二人が寝るのはまあまあキツかったです。子どもが寝返りを打つたびにチューブが絡まるし、なかなか過酷でした。
シャワーは5分!
子どもは看護師さんが濡れたタオルで体を拭いてくれたり、ベッド上でシャンプーをしてくれたりしました(すごい技術!)。
付き添いの人は、シャワー室の予約をして使うことができますが、その時に子どもが寝てくれるとは限りません。
しかもなかなかちょうどいい時間に空いてなかったりするので、子どもが寝ている隙にパッと走って予約のホワイトボードを見にいき、運よく空いていたら5分でバーっと髪を洗いました。
結局私は一週間の入院期間のうち、シャワーを浴びられたのは2回でした。
やっと退院
少しずつご飯も食べられるようになり、元気が出てきた我が子でしたが、夜間の酸素濃度がどうしても上がらず、退院が伸び伸びになっていました。
しかし子どものストレスの弊害の方が大きくなってきたということで、まだ本調子ではないですが退院することになりました。
家に帰れる喜びは本当に大きかったです。
まとめ
子どもの入院は本当に大変でした。
たった一週間でも日付や曜日の間隔がなくなるくらいだったのに、何度も入院している方は、私の想像を超えるくらい本当に大変だと思います。
我が子は今回の入院で、携帯でYouTubeを見られるということを覚えてしまい、退院してからもねだられるようになってしまいました……
でもこうして元気に過ごせているだけでありがたい限りですね!!
コメント