【グリーフあるある】お正月がつらい 

グリーフケア

私がこの記事を書いているのは、12月も半ばです。

年末の後は新しい年を迎えるわけですが、実はお正月は私にとってつらい時期の一つなんですよね。

娘を亡くす前はお正月はワクワクするイベントの一つでしたが、今はちょっと冷静というか、淡々と過ごしています。 

家族写真付きの年賀状 

娘を亡くす前は私もやっていました。

でも、娘を亡くしてからの家族写真付きの年賀状を見た時、

まっつん
まっつん

なんでうちの子は死んでしまったのに、友達の子は生きているんだ……

つらくてつらくてたまらなくて、すぐに見えないように袋に入れてしまいました。 

最初の年は、そうなるのをわかっていたので喪中ハガキを出したんですよね。

(それもかなりつらかったですが…娘の死を目の前に突きつけられているような感じがして。)

それにも関わらず、年賀状を送ってくる方はいました。 

二年目からは覚悟はしていましたが、それでもやっぱりつらかったです。 

「あけましておめでとう」の言葉 

お正月には絶対言いますよね。

でも私は、おめでとうと言いたくなかったんですよね。

まっつん
まっつん

めでたくなんかない。一生喪中だわ。

でもやっぱり言わざるを得ない時もあって、

そんな時は「今年もよろしくお願いします」だけ言ってごまかしていました。 

親戚の集まり 

お正月って親戚が集まることが多いじゃないですか。

自然と近況報告になったりしますよね。

子どもが生まれたとか、成長した話とかを聞くのが本当につらかったです。

特に娘と同じ年の子どもと会ったり、その子の話を聞いたりするのは、想像するだけで気が狂いそうになると思っていました。

私の場合はコロナ禍だったので、理由をつけて実家に帰ったり集まりに参加したりするのを断りやすかったので、幸いでした。 

まとめ

最初のころのような鋭い痛みはだいぶん和らぐようになりました。

でも、どれだけ月日が経っても、娘を亡くす前と同じようにお正月を楽しむことはできないな、と感じています。

心の底に黒い澱のようなものが溜まっているという感覚です。

年賀状はあの年から出せなくなってしまいました。 

家族写真付き年賀状に関して言えば、子どもを亡くした人だけではなく、子どもが欲しくてもできない人も同じかなと思います。

私も娘を亡くす前は、無神経なことをしてしまっていたことも多くあったんじゃないかなと思います。 

自分が大切な人を亡くしたことで、いろんなつらさを抱えているかもしれない人に、思いを馳せることができるようになったかもしれない、とは思います。 

自分からは年賀状を出せなくなって(出す気がなくなって)しまいましたが、いただいた年賀状にはお返事するようにはしています。

変わらず毎年出してくださり、ありがたいと思う方もいます。

つまりはその人との関係性なのかもしれません。 

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