末っ子が幼稚園に入園して、長女の時とはだいぶ違うなと感じたことは、「お父さんの姿をよく目にする」ということです!
長女の時は、お父さんはほとんど見かけなかったと思います。
でも今の時代、スーツ姿でお父さんがママチャリを漕いでいたり、園行事に参加しているのは普通によく見かけますね。
ここ10年ほどで、「時代は変わったなあ〜。」としみじみ思います。
しんどかった長女時代の子育て期
長女がまだ1歳にならない時期に、私は育休から復帰しました。
当時は1歳児クラスの入園は絶望的と言われていたので、認可外の保育園に預けたからです。
夫は激務で、朝早くに家を出て、夜遅くに帰宅するという日々で、平日は顔を合わせることはほとんどありませんでした。
私は小さな子どもを抱えながらのワンオペ生活がかなりしんどくて、そんな時に次女を妊娠したものの体調を崩してしまい、そのまま休職を経て退職しました。
独身の時から、子どもができても仕事は続けたいなと思っていたので、職場の近くに引っ越しをしようと夫を説得したり、引っ越し候補の地域を見に行ったりしたんですが、うまくいかなかったんですよね。。
(当時の職場は家から片道1時間ちょっとでした)
そして幼稚園へ
その後長女は幼稚園に通うことになりました。
私のワンオペは相変わらずで、平日は仕方ないとしても、休日も夫は寝てばかりでした。
長女の運動会にも寝坊して遅れてくる始末。
何度言ってもこうなので、私はもうあきらめモードだったのですが、運動会に夫が来ていないことを知ったママ友の「え!?起こしなよ!」という言葉が忘れられません。
「そっか、ここんちのパパは起こしたら来てくれるのね。うちはダメだ。」
と思っていました。
実は夫もしんどかったのかも
数年前に夫は転職して、コロナの時期もあり、在宅ワークもできるような職場になりました。
最近、何気ない会話の中で、当時を振り返って、
「俺、あの時は忙しすぎて全然子育てできなかったな。」
と言ったんです。
私はちょっとびっくりしました。
当時の夫のことを、私は、「子育てに全然協力してくれない。ていうか関心がないんだな。」と思っていました。
でも、もしかしたら、夫は本当はもっと子育てしたかったのかもしれない。
確かに当時の夫は、激務も激務で、休日出勤もしょっちゅうだったし、朝方にシャワーを浴びに帰ってきてそのまま出勤ということもありました。
ワークライフバランスって大事だな
今では、晩御飯も家族みんなで食べられるし、夫が前よりもリラックスしているように感じます。
当時は私だけが大変だと思っていたけど、夫は夫でかなりしんどかったんだろうなと思います。
夫に、「あの時はあなたが夜寝ているのを見て妬ましかった。」と言われました。
当時の私は、子どもが夜中に何度も起きるし、夜間授乳もあったのでかなり寝不足だったのですが、そんなことも気づかなかったくらいにお互い大変だったのだと思います。
その時代、女性が出産後も仕事を続けるのは難しいと言われていましたが、男性は男性で、当たり前のように激務を強いられてきたのだと思います。
「ブラック企業」という言葉も流行っていました。
今では、男性が育休をとることもよく耳にするようになってきたし、お父さんが育児に積極的に関わっている姿を目にすることも増えてきたと思います。
本当に良かったな。。としみじみ思う、今日この頃です。
コメント